山里の味わい深い食材からとった出汁「たらいうどん」
- 更新日:2010年06月29日
- カテゴリ:暮らし方
粉を練った生地を細(xì)く切った(引きのばした)麺。
うどん、蕎麥、そうめん、ラーメン、パスタなどなどその種類もさまざまで、ランチに何を食べようか迷ったとき、「麺類にするか」とついつい選んでいたりしませんか?
全國(guó)にご當(dāng)?shù)氐膜庶Mがあり、「麺は嫌い」という人もあまり聞いたことがありませんね。
大雑把に“関東は蕎麥、関西はうどん”とよく言われますが、愛(ài)媛県內(nèi)でも地域によって微妙に出汁の味わいや麺の太さや固さ、具材に違いがあるようです。
その違いを追い始めると、ついつい深みにはまってしまうのも麺類の魅力かもしれません。
(寫真は平成22年6月撮影)
山里深い內(nèi)子町小田(分譲地より約78km) にも名物うどんがあるということで、さっそく食べに出かけてみました。
それは「小田名物たらいうどん」。
勝手に“関西でも山間部では蕎麥が名物のところが多い”と思っていたので、なかなか新鮮な驚きです。
小田うどんの特徴は、柔らかめだけど小麥の香りが優(yōu)しい麺と、ちょっと以外な素材からとった甘めの出汁にあります。
その意外な素材は何かというと、“大豆”と“干し椎茸”なのです。
他にも昆布とイリコは入れるそうですが、あくまでメインは大豆と椎茸。
いかにも山里らしい素材ですね。
湯だめにしたうどんを、薬味にネギと生姜と柚子の皮の千切りを入れた出汁でいただきました。
植物性の素材でとった出汁が本當(dāng)においしいのか?と少々疑いつつ…
しかし、これがびっくりするくらい奧深い味わいなのです。
さすが名物と呼ばれるだけある、と納得。
なんだかしみじみとした美味しさをぜひ一度味わってみてください。