【オーナー日記】#31 モグラと野菜
- 更新日:2011年12月06日
- カテゴリ:オーナー日記
たくさんあります。國立公園の中に住み、家に溫泉があって、水道の
水がそのまま飲めるなどなど他にも色々。
モグラもその一つ。
ある朝起きてみると芝生のあちこちが膨らんで土が露出しているのです。
それを辿って行くと、終點には大量に掘り起こされた土の山が。
踏んでみるとフワフワして、どうも下は空洞らしい。
これがうわさに聞くモグラの通り道なのか。
姿は見えないけれど、こんなにも見事に長い地下トンネルを掘るなんて???。
芝生を傷つけられた悔しさよりも、初めて見たこの小動物のいたずらに
どこか感動を覚えていました。

ともかくモグラがいるということは土が良いということ。ここは前向きに考えて、
その土を利用して野菜作りに力を注ぐことに。
大根、聖護院かぶ、ねぎ、ブロッコリー、チンゲン菜、春菊、ほうれん草、
タマネギ、ジャガイモなど葉物と根菜が今のメニューです。

中でもチンゲン菜はよく育ちました。炒め物やおひたしに大活躍。

夏は失敗に終わったブロッコリーも順調に成長、もうすぐ収穫できそうです。
家庭菜園で一番うれしいのがこのブロッコリー。スーパーで購入したものとは
全然違って茹で時間が半分以下なのです。莖まで柔らかくて美味しいので大好き!

ここで昨年の大失敗を紹介。
秋ジャガが上手くできて大量の収穫に大満足。それをまとめてダンボール箱に
入れ、屋外の倉庫に保管していたところ、大寒波の襲來によって連日氷點下に
下がったためにカチンコチンに凍結。
一度凍って解凍されたジャガイモは全てが使い物にならなくなっていました。
悔しかった。
屋外とはいえ倉庫の中で、しかもダンボール箱に入れていたので安心していた
けれど、油斷大敵。自然の凄まじさはまさに想定外でした。
ここ阿蘇では、都會にはない素晴らしい自然の豊かさを思う存分味わう事が
できる反面、かつて経験したことのない自然の厳しさを思い知らされることも
たびたびあります。
幾度となくそんな経験を重ねて、私たちもそのうち立派な阿蘇人(あそんもん)??
※上記寫真は全て平成23年11月撮影
※オーナー日記は當社の依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をいただき、當社スタッフが更新しています。