~宮城蔵王からこんにちは~ 「 6月つれづれ 」
- 更新日:2021年06月22日
- カテゴリ:オーナー日記
その84「 6月つれづれ 」
みなさま、こんにちは。東北地方も梅雨入りしました。
梅雨入りはしましたが、今のところ雨が降り続いて洗濯物が乾かないということもなく、穏やかな天候の毎日です。夏至を迎えたある日、「次のブログ原稿の作成時期だ!」、ハタと気づきました。気づいたはいいのですが、ブログの中身が全く浮かびません。「ええい、ままよ」とばかりにこの題を掲げ、ツラツラと文章を綴ることにいたしました。本來の「徒然」の意味とはちょっと違います。ぶっちゃけた話、単なるネタ切れじゃないの、ですって? 見抜かれてしまいましたか。
とりあえず発車しちゃいましょう。
6月といえば「ジューンブライド」ですね。
仙臺で散歩をしているとき、花嫁さんのブーケを見つけました。あるお宅のフェンス越しに、薄いピンク色のバラの花が咲いていたものですが、見た瞬間、「あ、花嫁さんのブーケ」と思ってしまうほど、ブーケそのものに見えます。バラを植え育てているお家の方たちは、そこにブーケがあるなんて、たぶんわかっていないと思われます。道を行く人のために植えたわけではないのでしょうが、このバラの花、結果的にたまたま通っただけの通行人の目を、おおいに楽しませてくれることとなりました。
仙臺から蔵王に向かうとき通常は車ですが、たまにバスを使うことがあります。
仙臺駅が始発です。そこであるとき、改めて仙臺駅の寫真を撮ってみました。地元の人間が仙臺駅の寫真を撮ることは、あまりないと思われますが、改めてカメラを向けてみて、なんだか新鮮な感じがしました。意識して見てみると、観光客と思われる方がけっこう寫真を撮っていることに気がつきました。仙臺駅の2階からは、ペデストリアンデッキという歩行者用の回廊が様々な方角へ伸びています。全國的にもこういった設備のある駅前広場は少なくないようですが、その広さにおいて、仙臺が全國一だそうです。駅舎はすでに築44年ですが、その割にあまり古い感じはしません。
梅雨入りしたとはいえ、この時期、季節の分類としては夏に入るのでしょうか。
リゾート內を走る県道付近を見てみると、明るい陽射しが白っぽく見えます。気溫が高くなると、眩しさと同時に日の光が白っぽく見えるような気がします。夏の最高気溫が年々更新されるなど、さらに暑い夏が當たり前になってきました。葉を茂らせたリゾート內の森や林がオアシスのように感じられるのも、むべなるかなと言えるでしょう。
緑の中の散歩というのは、暑いさなかであっても、辛さを感じることはまずありません。濃く強く茂った葉が作り出す木陰を歩くとき、涼やかな風が體を包み込むように時折り通りすぎます。強い光を放つ夏の太陽も、木漏れ日として地上に屆くころには、強さは弱まり柔らかな光に変身しています。目に見えない大地からの恵みを全身で受け止めながら歩く、リゾート內に居を構える者だけが享受できる贅沢です。
締めくくりは、大空に目を向けてみましょう。
大木と言っていいほど大きく育ったエゴノキが、可愛らしい白い花をたくさん咲かせています。青空をバックに、風に枝を揺らしながらの雄大で優雅な佇まいです。エゴノキ自體は珍しい樹木ではありませんし、全國各地で見られる木です。図鑑などの説明文を読むと、シンボルツリーとして最適、との記述がよく見られます。香りの良い花を咲かせ、手入れもほとんどいらないことから、人気なのだそうです。
花言葉は「壯大」。
青空をバックに、花言葉にふさわしい壯大な景色ではありませんか。
※JR仙臺駅:當リゾートより約44km
寫真は令和3年6月撮影