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【オーナー日記】§25　野鳥観察會

更新日：2015年12月19日
カテゴリ：オーナー日記２

　ここで家を建てるにあたって、外壁は板張りにしたかったのだが、木製の外壁ではキツツキに穴を開けられてしまうということであきらめた。

　実際に住んでみると春には家のすぐ近くでドラミングのような音を何回か聞いたので、キツツキは森林住宅地內にも多數生息しているようである。

　キツツキに限らず鳥の數や種類は多いようで、庭を歩いていると時折草の間から突然鳥が飛び立って驚いたことが何度もあった。

　このように鳥は沢山いるし、聲もよく聞くのだが種類を見分けられるほど姿を見たことはほとんどない。そんなわけで、県民の森フォレストi　のイベントで11月1日に開催された野鳥観察會に參加してみた。

　イベントの參加者は20名ほどで、各自が雙眼鏡で鳥を探すと同時に、日本野鳥の會の方が三腳に載せたスポッティングスコープを抱えて歩きながら鳥を見つけるとセッティングして見せてくれたり、聞こえてくる鳥の聲について解説してくれたりしながら2時間ほど県民の森を歩く、というものであった。

　予想通り、鳥は非常に素早くせわしないので聲は聞こえても雙眼鏡で姿をとらえるのは非常に難しかった。カメラも一応持って行ったのだが、そんな鳥を撮影するのはそれよりさらに難しいのであった。

　この日、私が姿をはっきりと確認できたのはごく僅かであったが、日本野鳥の會の方が鳴き聲についても解説してくださったので得るものは多かったと思う。
　
　姿は見えなかったが、口笛のような聲が特徴的なウソの鳴き聲も何回か聞こえてきたので、いつかはその美しい姿を見てみたいものである。

　野鳥観察會の翌日、朝、寢室で寢ている時、「トトトトト」という小さいがすぐ近くでしている音で目が覚めた。すぐ近くにキツツキがいると思いそっとカーテンの隙間から周りの木を見渡したが姿は確認できない。音があまりに近かったので、もしやと思い寢室の裏の薪置き場に目をやると、何とそこにいたのである。

　見た瞬間に飛んで逃げていったのでよくわからなかったが、頭の赤色が確認できなかったのと、鳥の大きさから、コゲラではないかと思われた。どうも積んである薪をつついていたらしい。おそらく森林住宅地の敷地內にも相當數のキツツキが生息しているものと思われるので、いつかその姿を寫真に収めたいと思っている。

　ツグミ。胸元の斑點が確認できる。600mm相當のレンズで手持ち撮影したものをトリミング。枝があってオートフォーカスがきかずマニュアルでピントを合わせる。木に葉がある季節では鳥の姿を捉えるのがずっと難しくなるのがわかる。

　同じツグミ。羽の鮮やかな茶色が確認できる。

　ヤドリギの実がなっている。ヤドリギはキレンジャクやヒレンジャクなどの鳥がこの実を食べで木にとまり、その種を含んだフンをすることで木に種が付著してその木に寄生することで増えているらしい。

　ヒレンジャク。尾の先端の赤色が確認できる。日本野鳥の會の方の話によるとこの辺りではキレンジャクはよく見かけるもののヒレンジャクが見られるのはとても珍しいとのことであった。

　同じヒレンジャクだが、冠羽がかろうじて確認できる。

　再び訪れた県民の森。この日はトレイルランの大會も行われていた。

『三輪様』　
　2015年4月より八幡平リゾートにて定住を開始、果樹?固定種の野菜の自然栽培にチャレンジされています。

※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。

森林ふれあい學習館　フォレストi　　　　リゾートより約5km

※掲載の寫真は全て平成27年11月撮影

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