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奈良時代の官僚　【番外編】

更新日：2017年07月05日
カテゴリ：歴史

白い物體の正體

　は？???

　　今、明かされる　動かない白い物體。
　　　　　

　
　　　　　　　????白い物體の正體は????
　
　物體のヒントは「神社を守る守護獣」です。
　岡山県のお方は、既に解かってらっしゃるようです。
　　　
　霧島の和気神社をお守りしているのは?????
　　　　

　　　　　　　白いイノシシ

アルビノのイノシシでした。

　　　　？　何で、イノシシが守護獣なの？　
　　　　　　　　　↓
　　　　　　その答えは、後述ご紹介、致します。

　ネット越し獅子　

　
　白い彼？との出會いは、和気公園の

藤まつり の看板でした。
　清麻呂さま繋がりで、和気神社へ辿り著いたのが

縁です。
　　

　　　　　　＜振り返り＞
　　　　　霧島の和気神社　　
　ロイヤルシティ別府灣杵築リゾートから約 380ｋｍ（寫真は全て、平成29年 3月撮影）

　 藤まつり 準備風景

　和気神社の大絵馬（遠景）

　　　　　　　　　大絵馬を拡大して見ましょう??

　和気神社の大絵馬に描かれている白イノシシは大迫力！

　絵馬と言えば、一般的に
　奉納される「神様の使いの白馬」ですが、
　和気神社では、白い物體?????いや、白いイノシシ！
　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　【ご參照】　白馬の絵馬
　　　　　　　　豊後一の宮柞原八幡宮（ゆすはらはちまんぐう）境內　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　ロイヤルシティ別府灣杵築リゾートから約 45ｋｍ（平成29年 6月撮影）

　

晝寢が好きっちゃん。

この角度なら、イノシシと分かり易いですね。
名前を聞き忘れたので、『白』君(♂)にしておきましょう。
しかし、
手も足も尻尾も隠したまま、チリメンの問いかけにも全く動きません。

『ダルマさんが転んだゲーム』で放置プレイされたままとか？

　

　　　守護獣は、悪魔や邪鬼の進入を防ぐ魔除けが役目なのに、
　　　　　　　　　　　白君は、
　　果たして、守護獣の役目を、果たしているのでしょうか？
　　　　　　　　
　　　　　　色が白いだけで、待機しても晝寢するので、
　　　　　　神社境內には、邪鬼が入りたい放題です???

　　　　　　しかし、
　　　　和気神社の守護獣として、
　　　　白君が選ばれたのは、
　　　　清麻呂さまと深～い深い関係が有ったからなんです。
　　
　　　　神様から頼まれたら、お使いもする一応神獣だし、
　晝寢をしても、境內が守れる立派な守護獣だもんね！　
　　　　　　　　　　防犯は萬全です！　　　　　

　

　安心して下さい。ちゃんと防犯してますよ。
　拝殿前の左右には、阿吽形の狛豬が鎮座してま～す！

　因みに、
　イノシシの「白君」に餌をあげては、いけないそうです。
　餌をあげて、彼の関心を引こうとした卑怯なチリメンは

、
　巫女さんに尋ねました。
　　　　　　　　　　　「餌あげたい！」

　巫女さんの返事は、ＮＯ！
　　　　　　　　　　　『ダイエット中』とのこと。

　（そっか～、お腹が空いてて動けないのか???

）
　（オヤツ貰えないから、愛嬌行動とらない和気ね

【訂正】訳ね）

　　　　　　　　　　しかし、
　　雨で濡れても、耳も動かない。　仮死狀態??
　（動くと余計お腹空くしね。　死んだふりしちゃれ！っち）
　まさに、
　　　　　　　　省エネ退將！
　（拗ねて當てつけのハンガーストライキだったりして???）

　
　ダイエット成功に向けて豬突猛進！　イノシシ寢入りだ！

　で、動かざること山の如し??
　　　　こちらも動かないイノシシ『竹君』です。
　　　　拝殿を守る凜々しい　竹君！　

　　　　　　　　　　　　　　竹を割った性格で、竹ホウキで悪魔を掃きます。

【チリメン脫線】
　イノシシの語源は古代の言葉で、ヰの肉(イのシシ）だそうです。
　仏教の教えに反しない様に、山クジラと呼び、
　古代から食用にされてきました。　近年は増殖中！　食べてね！

　和気神社の守護獣は、狛犬でなく狛豬。
　「狛」は「拒魔(こま)」が転じ、魔除けの意味があるそうです。
　「狛」は部首が獣偏に、旁が白。　白獣⇒白豬がピッタリっす！
　やはり、神の使いの神獣カラーは、白ですかね～

　【チリメン脫線２】
　狛犬は、日本獨自にオリジナル神化進化しました。

　モデルは、唐の時代の守護獣『獅子』。
　仏教寺院を守る空想の神獣として、仏教と共に伝わりました。
　當時の獅子像の配置は、一體です。
　
　守護獣『獅子』の起源は、
　古代インドにおける仏教寺院を守る神獣：ライオンで、
　そのルーツは、ピラミッドを守るスフィンクスだそうです。

　日本では、配置が対の二體となり、阿吽の形を多く採ります。
　また、
　獅子のデザインが、犬型へ変化していきます。
　更に、
　守護獣は、祀神に合わせて多様化していきます。
☆稲荷神社　⇒　狐　　　　　☆春日神社　⇒　鹿
☆その他　⇒　蛇、虎、兎、貓、河童、牛、そして豬　など
　　　　
　

　
【ご參考】拝殿前の左右に阿吽形の狛犬さんが二體鎮座
　　　　　　　　　　大分市　松坂神社の境內
　　　　　ロイヤルシティ別府灣杵築リゾートから約 53ｋｍ（平成29年 6月撮影）

　　　

おっと　

ここにも神獣が???

　　　　石垣の上の漆喰塀に浮かび上がる神獣たち　
　■中央に、左を向いた　ライオン（♀）獅子
　■獅子後ろ足あたりに　白蛇の右向き頭
　■右端に、左向きに　　鼻が大きくデフォルメされたイノシシ
　大分市　豊後國一の宮柞原八幡宮の石垣　
　　　　　ロイヤルシティ別府灣杵築リゾートから約 45ｋｍ（平成29年 6月撮影）
　【ご注意】
　心が綺麗な持ち主でないと、神獣シルエットを見ることができません。
　やましい心當たりのある方は、お清めの神社參拝をお勧め致します。
　尚、お問い合わせは、一切受け付けしません。

　　撮影中に現れた珍獣???？
　　　　　　

　ワザと小さく加工してる??犬です

　
今回の番外編では、
　豊後一の宮柞原(ゆすはら)八幡宮が登場しました。
　実は、大分の豊後國一の宮は、もう一社あります。
　共に大分市內に在る　西寒田(ささむた)神社です。
　
　全國には、一の宮が複數社あることも珍しくないようです。
　
次回は、
　和気神社の藤が縁で、西寒田神社のご報告予定です。

　　
　　　　　　　　文責：チリメン「間違ってらゴメンナサイ」