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阿蘇の自然の神秘　＜Ⅱ＞

秋晴れが続く今日この頃、こんな時には自然を満喫したい、

こんにちわ

、阿蘇スタッフの森広です。

前回「護王さんの杉」に引き続き、阿蘇の自然の神秘を皆様にお伝えしたいと

思います。

場所は阿蘇市波野の波野支所近く、まず目に飛び込んできたものは

、

樹齢（推定）２００年?樹高２９ｍの巨大なイチョウの木。

そして、その名は阿蘇市天然記念物「乳の木」。

何故にその名がついているのか？　　　その訳は??????！

何となく、何故この名前が

付いた

のか分かるような気がします

この木に伝わる伝説の他に、枝

から數多く垂れ下がっている気根

が乳房を思わせることも名前の

由來となっています。

（このイチョウの木は雌株で、一般的には

オスの木の方が気根は出やすいと言われています。）

では、その伝説とは????！

「その昔、母乳が出ずに困っていた母親がある日、白髭のおじいさん（神様？）

に出會い、木の実をもらったところ不思議と乳が出るようになりました。母親は

もらった木の実をあのおじいさんが立っていた場所に植えて、それが育ったの

がこの樹と伝えられています。」

古より多くの女性たちが甘酒をお供えし

、乳の出を祈ったそうです。

また、樹の根元付近には馬頭観音（鞍岳さん）が祀られていました。

【波野では牛馬の神として鞍岳さんが

信仰を集めており、この辺りでも

馬頭観音や自然石を鞍岳さんとして

牛馬の無事を祈っていました。】

ちなみに気根がどれほどの大きさかと言うと、

當スタッフの渡辺くんと同じくらいの大きさですね～。

実物を見ると本當にビックリです

阿蘇は自然の寶庫であり、まだまだ私も知らない様々な場所がありそうです。

これからも阿蘇の豊かな自然を皆様にお伝えしていければと思っています。

【阿蘇市波野　乳の木】（アクセス）

ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾートより約２０ｋｍ

～寫真は全て平成２１年１０月２６日撮影～