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全區畫溫泉付!秀峰?大山のふもとで、ゆったり暮らす。別荘、定住どちらも楽しめます。
梅雨で蒸し暑い6月、涼を求めて遊覧船へ乗ってみようと、松江市島根町加賀を訪れました。 乗船するのは潛戸観光遊覧船。「潛戸」は「くぐりど」ではなく「くけど」と読みます。潛戸とは洞窟のことで、玄武巖、安山巖と凝灰巖の累層が地質上の変動を受けて割れ目を作り、この割れ目に沿って日本海の荒波や強風が長い歳月をかけ巖盤を浸食していったことによって形成されたものです。 加賀の潛戸は、新潛戸(神潛戸)と舊潛戸(仏潛戸)と呼ばれる2つの洞窟があり、遊覧船はこの2つの洞窟を巡り、約50分のクルージングを楽しむことができます。 遊覧船の発著場はマリンプラザしまねに併設されています。 マリンプラザしまねは、観光情報や島根町の文化交流を提供するターミナルステーション。遊覧船だけでなく、島根町出身の松本晃光畫伯の美術作品が展示してある「晃光美術館」やお食事処「なぎさ」などがあります。 この日は運悪く定休日だったのですが、お食事処「なぎさ」では地元でとれたサザエを使った「サザエご飯定食」や、朝どれの魚を使ったお刺身などを海を眺めながら堪能することができます。 さあ、遊覧船の出発時間が迫ってきました。ライフジャケットを著用して出発に備えます。 こちらが本日乗船する「なぎさ3號(定員: 25名)」です。 船頭さんのアナウンスがあり、いよいよ出航。この日の気溫は25度、陸では蒸し暑さを感じましたが、船上では海からの風が心地よく爽快です。 遊覧船はまず、江戸時代には北前船の要港として栄えたという桂島へと向かいます。桂島は加賀港より橋でつながっているので、徒歩で渡ることができ、海水浴やキャンプを楽しむことができます。 次に遊覧船は舊潛戸へと向かいます。 舊潛戸へ到著すると、遊覧船を降りて島へ上陸することができます。 舊潛戸は仏潛戸とも呼ばれ、幼くして生命絶えた子どもの魂の集まる場所といわれる賽の河原です。 上陸してすぐ右手には水子地蔵様があります。 左手には賽の河原へと続く長さ約130メートルのトンネルがあります。トンネル內にも6體のお地蔵様があり、子どもの玩具などがお供えされていました。トンネルは薄暗く、ヒンヤリとしています。 トンネルを抜けると、そこには無數に詰まれた石が。 幼くして生命絶えた幼子が泣きながら河原の石を集めては塔を積みあげると伝えられ「一重積んでは父のため、二重積んでは母のため」と一心不亂に石を積んでいると、どこからか鬼どもが現れ、せっかく積んだ塔を片っ端から崩していく。すると、お地蔵様が現れて鬼どもを追い払い、幼い亡者を助けて下さるといいます。 私も石を積んで供養をし、どこか物悲しい雰囲気を感じる賽の河原を後にし、遊覧船へと戻りました。 次に遊覧船は新潛戸を目指します。新潛戸は3つの入口をもつ高さ約40メートル、長さ約200メートルの大洞窟。その雄大な姿には息を呑みます。 新潛戸の「新」は「神」という意味で、出雲の四大神の一人佐太大神がこの窟(いわや)で誕生したことに由來していて、昔は「神潛戸(かみくけど)」と呼 ばれたそうです。 洞窟の先に見えるのは的島、穴がつながっているように見えます。 洞窟の入り口は狹く、遊覧船は慎重に洞窟內へ進んでいきます。 洞窟に入りすぐ左手には白木の鳥居が。 光の差す洞窟內はとても神秘的。 洞窟內から見た的島。 透き通った海やそのスケールの大きさに圧倒された新潛戸でした。 新潛戸を出ると右手にはこれもまたスケールの大きな斷崖絶壁が。 その後、象の形をした巖や、巖石が波によって浸食されたり、巖盤が隆起するなどして出來た巖礁などを巡り、遊覧船は帰港しました。 この日乗船したのは「加賀の潛戸コース」でしたが、「多古の七つ穴コース」も 運航されていて、こちらの運行時間は約80分、より多くのスポットを巡ることが できます(要予約)。 雄大な自然や潮の香りだけでなく、神話と神秘が體感できる加賀の潛戸の遊覧船でした。
●潛戸観光遊覧船● 【運航期間】3月~11月 詳しい內容はホームページで
別荘地から約56.0km。寫真は全て平成27年6月22日撮影。
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