海幸探訪～天然のクーラー　八雲(yún)風穴～

山陰地方も梅雨があけ、本格的な夏の到來！

連日厳しい暑さが続いています。

今回は涼を求め、島根県出雲(yún)市の八雲(yún)風穴を訪れました。

夏に涼を求めてといえば、海や川に山などが定番ですが、
負けず劣らず涼しい體験ができるのがこちらのスポット。

その昔、この周辺がまだ海だった時代、
火山の爆発によって噴出した溶巖が堆積して山となり、
その巖と巖の間を流れる空気が、山一體を流れる地下水により
冷卻され、冷風が吹き出すと言われています。

風穴內(nèi)の年間平均気溫は約10度で、気溫の変化が少なく、
昔から天然の冷蔵庫として利用されてきた場所です。

それでは早速、風穴內(nèi)へ。

入口のドアを開けると、さらにもう一つドアがあり、

この時點でも結構な涼しさ。

「大自然 天然クーラー」の文字が書かれたドアを開けると、
ひんやりとした空気が體を包み込み、
まるで巨大な冷蔵庫に入ったような感覚に。

夏場、冷蔵庫を開けた時に一瞬感じる冷気を
気持ちよく感じたことはないでしょうか？

風穴內(nèi)に入った瞬間は、あの気持ちよさを體全體で
感じたような感覚でした。

建物は地上1階、地下3階の構造からなり、
地下部の深さは約8.5メートル。

天然の冷蔵庫として利用されてきた風穴內(nèi)には、
実際に日本酒が保管されていました。

先ほどまでの暑さはどこへやら、
地下1階の溫度計は約12度を指していました。

地下2階へと歩を進めながら下を覗き込むと
最下部に何やら白い物體が???

そこにあったのは、なんと雪だるま！
何時からここにいるのでしょうか、

かなり年季が入っているように見えます。

可愛らしい顔の雪だるまに心もほっこりです。

心はほっこりですが、體のほうは涼しいを通り越して、
肌寒さを感じるようになってきました。

地下2階の溫度計を見ると約8度。

半袖の身には、なかなか辛い気溫です。

十分に涼んだところで、建物の周りを散策していると、
すぐ隣にある売店の方から「お茶をどうぞ」と
聲を掛けていただき、
売店內(nèi)でお茶と漬物をサービスしていただきました。

こちらの漬物とっても美味しかったです。

こちらの売店では、アイスクリームやラーメン?うどんなどの
軽食が味わえ、
風穴內(nèi)で保存したお酒や地元野菜などの販売もされています。

今回は暑い夏にピッタリなスポット「八雲(yún)風穴」を
ご紹介しました。

皆さまも機會があれば是非お出かけしてみてください。

●八雲(yún)風穴の詳しい情報はコチラ●

別荘地から約97.6km。撮影日：2016/7/22

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