【秋】ゆがんだガラス越しに眺める紅葉

朝夕の冷え込みがぐっと増してきた晩秋。函館の紅葉の名所として近年有名になりつつある「香雪園」で、木々の色付き具合を見てきました。

香雪園は、明治時(shí)代の函館の豪商の別荘地として整備された日本庭園。現(xiàn)在は函館市が所有しており、季節(jié)ごとに美しい景色を見せてくれることから、國の名勝に指定されています。

広大な敷地の中には、多様な樹木が植えられています。この日は目撃できませんでしたが、運(yùn)が良ければかわいらしいエゾリスが駆け回っている姿を見ることもできます。ゆるやかな起伏のある散策路を進(jìn)むと、奧に古民家風(fēng)の「園亭」が見えてきました。

この園亭は、畳敷きの休憩所のような建物。畳の一角にはお茶を點(diǎn)てるための爐が切られています。普段は開放されており、部屋の周囲の縁側(cè)を歩いて見學(xué)することができます。また、事前の申し込みで借りることもできるそうです。

香雪園は、すべてが設(shè)計(jì)されて造られている庭園。園亭の周囲には、ここから外を眺めた時(shí)に美しく見えるように池が作られ、大きな石が配されています。昔風(fēng)の少しゆがんだガラス越しに庭を眺めると、小さくまとまっているように見えて奧行きを感じさせる庭の造形がよくわかります。この日は紅葉のピークには少し早かったようですが、心落ち著く景色を楽しむことができました。

上記寫真は當(dāng)分譲地から約51km、
函館市見晴町で平成25年10月撮影。