【冬】大沼で労せずにワカサギの天ぷらを
- 更新日:2014年02月11日
- カテゴリ:周辺情報

七飯町の大沼國定公園にて、恒例の「雪と氷の祭典」が開催されました。大沼の湖面に厚く張った天然の氷を切り出して作った巨大すべり臺がこのお祭りの名物。

わずかに青みを帯びた大沼の氷を敷き詰めた巨大すべり臺は、磨き上げたかのようにツルツル。勢いをつけずとも、斜面の一番上に腰掛けただけであっという間に體が下界へと吸い込まれていきます。今年は気溫も低く、氷がしっかりと凍っていたため、お尻が濡れる心配もなかったようです。

地域の方々が製作した大小さまざまな雪像も楽しみのひとつ。人気キャラクターを模した雪像の前では、記念寫真を撮る家族連れの姿も。時折、何を表現しているのかよくわからない雪像があったりもしますが、それを話の種に盛り上がるのもまた楽しいものです。

厚く張った氷の上では、有料でスノーモービルの運転體験ができます。一見難しそうですが、基本的にはアクセルとブレーキしかないのでとても簡単。夏は水鳥がゆったりと泳いでいる靜かな湖面も、この時期は見渡す限りの広大な雪原。その中を駆け抜ける疾走感は、ほかでは味わえない感覚です。

冬の大沼の名物と言えば忘れてならないのが、凍った湖面に開けた穴から釣り糸を垂らして釣り上げる氷上ワカサギ釣り。この時期は有料で常時體験できますが、寒いのが苦手な私は、釣らなくてもワカサギが食べられる「ワカサギ天ぷら」の販売コーナーへ。ひと口食べると、揚げたてサクサクの食感とあっさりした白身の味わいが広がります。こんなにおいしいなら、寒いのを我慢して釣ってもいいかも……?











