【オーナー日記】#14 水の國の豆腐
- 更新日:2011年08月09日
- カテゴリ:オーナー日記
ところが、実際は『水の國』でもあるのです。
熊本市の水道水は全て地下水で賄う世界でも稀な都市。
その供給の源でもある阿蘇にも水基と呼ばれる湧き出し口や
名水百選に選ばれた水源が數(shù)多くあります。
水の美味しい所にうまい豆腐あり。
地元一の宮にも美味しい豆腐屋さんがたくさんありますが、今回は
大分県との県境の小國町にあるちょっと有名な岡本とうふ店に行ってきました。

山の中に溶け込んだように靜かに佇むお店。
ランチタイムには定番のとうふ定食。
ざる豆腐?生あげ?おから?田楽?切干大根の煮物にご飯と豆腐がいっぱいの
お味噌汁が付いた身體に優(yōu)しくヘルシーなメニュー。
弾力があり、しっかりとした濃厚な味の豆腐を、とろ~りとした甘口の
お醤油でいただきました。
固めの豆腐も口に入れるとなめらかでとろけるよう。
冷たくて口當たりもよく、いくらでも食べられそうな気がしましたが、
ここはなんとか我慢。
七曲りの名水と呼ばれる湧蓋山(1500m)の伏流水が、
この豆腐の美味しい秘密なのだそうです。

仕上げは、もちろん手作りの豆腐ケーキと豆乳ソフトクリーム。
これまた優(yōu)しいデザートで、どちらもしっかりとした豆腐味。
ケーキにはお味噌を添えて、ソフトクリームはお醤油をかけてという意外な
組み合わせも納得の一品でした。


また、ここは離れの客室や露天風呂、家族風呂が點在する溫泉宿でもあります。
自然の地形を利用して、ひっそりと立つ風情ある建物の數(shù)々は訪れる人の心を癒してくれることでしょう。


食欲のない暑~い夏の日にピッタリの食事と、まるで時間が止まったような
不思議な空間。
しばし時を忘れ穏やかな気持ちになれる憩いの場所でした。
※上記寫真は全て平成23年7月撮影
※オーナー日記は當社の依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をいただき、當社スタッフが更新しています。