～宮城蔵王からこんにちは～　その14

          その14　「　ヤマユリの夏　」　

　みなさま、こんにちは。

　今年は猛暑日が続くなど、全國(guó)的にひときわ暑い夏を迎えていますね。
　私どもが暮らすロイヤルシティ宮城蔵王リゾートは、盛夏を迎えてさすがにエアコンを使用することもありますが、比較的すごしやすい環(huán)境の別荘地です。
　そんな我が家の周辺では、夏の花の代表選手のひとつである「ヤマユリ」の花が真っ盛りです。

        花言葉　「　荘厳?威厳　」

　ヤマユリの花言葉を調(diào)べてみましたら、ひとつだけではないんですね。
　そこで今回は、我が家の自慢のヤマユリと、いくつかのヤマユリの花言葉を紹介させてください。

        花言葉　「　高貴な品性　」

　
　ものの本によると、ヤマユリは日本特有の花であり、縄文時(shí)代には自生していたそうですから驚きです。
　ヤマユリを美しいと感じる心は、日本人のDNAにすりこまれているのかもしれません。
　古來(lái)から愛(ài)されてきた花なのですね。

        花言葉　「　純潔　」

　実は、我が家周辺に咲いているヤマユリは、夫がせっせと植えたものです。
　もちろん、多少は自生して花を咲かせてはいたのですが、それに加えてこちらに居を構(gòu)えてからの７年間、我が夫は、毎年毎年苗と球根を植え続けてきました。
　以來(lái)ずっとその様子を見(jiàn)ていますが、この作業(yè)を止めるつもりはないようです。

　我が家の周りを、百花繚亂ならぬ、ヤマユリ繚亂の狀態(tài)にしたいんだとか。
　想像すると、なんだか極楽のイメージとも重なる感じがします。
　まあ、極楽はハスですけれど。
　私個(gè)人の捉え方としてですが、なんとなくヤマユリには、神々しいイメージを抱いておりまして、「極楽」なんてイメージが出てきてしまいました。

        花言葉　「　人生の楽しみ　」

 
　我が家の前の道路の斜面に咲いていたヤマユリの裏側(cè)に、セミの抜け殻がくっついており、その上にはイナゴが止まっていました。
　思わずニンマリする構(gòu)図です。
この狀況を形作るものについて、珍しいものは何一つないのですが、自然というものは、時(shí)々楽しく思えることを作り出してくれるんだなあと気づかされます。

        花言葉「　飾らぬ美?飾らない愛(ài)　」

　庭に植えてあるヤマユリの葉に、赤とんぼが止まっていました。
　実は、蔵王は群生地と言ってもいいと思えるほど、赤とんぼがやって來(lái)る地域です。
　夏の暑い時(shí)期から秋までの比較的長(zhǎng)い期間、赤とんぼが飛び交う様を楽しむことができます。
　夏は山に限らず、高速道路の法面などでも、たくさんの群生するヤマユリを見(jiàn)ることができる季節(jié)です。
　夏の風(fēng)物詩(shī)と言ってもいい光景ですし、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

　野趣あふれるダイナミックさと、高貴なまでの純白さを併せ持つヤマユリは、大事に伝えていくべき、日本の寶のひとつだな、と思います。


（寫真は平成30年7月撮影）