【オーナー日記】?22 子連れで移住~収穫の秋~
- 更新日:2016年10月08日
- カテゴリ:オーナー日記3
「春は鳥、夏は蟲、秋は木の実、冬は動物」
これは、長男の言葉。
「ここで暮らして森に育てられた」というある本の一節が浮かびます。
9月のはじめ、田んぼの隣に突然白い花畑が現れました。
昨年までの景色を思い出せないくらい、不思議な感覚。
どこまでも続く、一面の蕎麥の花です。
可愛らしい花々を眺めつつ、新そばが味わえる頃までには、
美味しいお蕎麥屋さんを見つけたいなあと考えています。
肌寒いのを通り越して「寒いっ!」と言ってしまうぐらいの気候。
家の周りにも、秋がたくさんやってきました。
まずは、次から次へと生えてくるきのこ達。
図鑑と見比べても、見分けるのは難しすぎる…
唯一、間違いなくわかるのは、タマゴタケ。
その真っ赤な色合いに怖気づきながらも、皆で食べてみました。
バターしゅうゆ焼き。シャキシャキとした瑞々しい食感。
これは癖になる???かも。
そして、ゴトン!と音を立てて落ちてくる栗。
キレイにはぜて、落ちてきた栗は、つやつや光ってます。
登下校のたびに、お散歩のたびに、耳を澄ましてはうれしくなり、
ぷっくりとした実を見つけると、ついつい拾ってしまいます。
茹でて食べるだけでも十分おいしい。
栗ぜんざいや、栗羊羹、ロールケーキ、栗ごはん…
あとは、何がいいでしょう。
ナナカマドやガマズミ、マイヅルソウも、実が真っ赤に色づき、
田んぼには、稲穂が黃金色に輝きはじめています。
いろんな形のどんぐりを拾い、カサカサと落ち葉を踏んで、
目も耳も、手も舌にも、うれしい秋です。

寫真①タマゴタケ
本當に、卵の殻にそっくりな壺から生えています。
そっと觸れてみると、白いフェルトでつくったみたいに柔らかい。
傘は數時間ごとに少しずつ開いていきます。その生命力にびっくり。

寫真②きのこ
エノキダケのように見えますが…

寫真③栗
作り物みたいに、きれいな艶々の栗。
少し散歩するだけで、ポケットが膨らみます。
※オーナー日記は當社からの依頼により、オーナー様の日々の生活の情報をご提供いただき、當社スタッフが更新を行なっています。
※掲載の寫真は全て平成28年9月撮影











