7月上旬、霧島高千穂リゾートランドを訪れると、ヒメハルゼミの大合唱が迎えてくれました。1匹鳴き始めると次々と続き、あっという間に林全體がセミの聲に包まれます。やんでしばらくするとまた1匹から始まり大合唱に。これが繰り返されていました。

広大な分譲地の中は、傾斜地を生かした街區(qū)や林に溶け込むような街區(qū)、菜園やガーデニングに向いた平たんで日當(dāng)たりの良い街區(qū)など変化に富んでいます。高千穂峰、霧島連山、そして桜島が望める場(chǎng)所もあり、さまざまな景色を楽しめるのも魅力のひとつです。

今回は「高千穂カントリー倶楽部」のコースの間に広がる、木々が多いV街區(qū)とR街區(qū)を歩いてみました。タブノキやカシの仲間などの常緑樹(shù)とクマノミズキ、カラスザンショウなどの落葉樹(shù)、アカマツ、ヒノキなどの針葉樹(shù)が混ざる林で見(jiàn)つけたのは、ブドウのように垂れ下がったキブシの果実です。近くには赤く熟したナワシロイチゴの果実も。足元では、ネジバナがらせん狀に小さな花を付けていました。

霧島で見(jiàn)つけた植物と昆蟲(chóng)たち

歩き進(jìn)めると視界が開(kāi)け、雲(yún)をかぶった桜島がうっすら見(jiàn)えました。天気が良ければ雄大な桜島の姿を望むことができる場(chǎng)所です。霧島は名前の通り霧の多い地域。そのためかシダ植物のマメヅタが幹にびっしり生えている木を多く目にします。他にも正月飾りに使われるウラジロやコシダ、ゼンマイなど多種のシダが見(jiàn)られます。側(cè)溝をのぞくとサワガニが。近くにある小さな滝から來(lái)たのかもしれません。さらに進(jìn)むと何種類かのスミレが生えている場(chǎng)所がありました。シハイスミレ、ナガバタチツボスミレ、フイリフモトスミレなどでしょうか。スミレの葉を観察していると目の前にジャコウアゲハが。忙しく飛び回る後を追うと、幼蟲(chóng)の食草であるウマノスズクサの葉の裏側(cè)に卵を産み付けていました。葉の裏には、いろいろなものが隠れています。サルトリイバラの葉の裏側(cè)では、ルリタテハの幼蟲(chóng)が食事中。やがて瑠璃色の帯模様が入った黒褐色のチョウに変身します。帰り道の濕った場(chǎng)所ではメリケンムグラが群生し、小さな白い花を咲かせていました。

マメヅタ
常緑のシダ植物。樹(shù)木や巖に著生する。ヘラ狀に伸びているのは胞子葉

メリケンムグラ
北米原産の帰化植物。濕った場(chǎng)所を好む。花は筒狀で先端が4裂し、群落をつくる

ヤブカンゾウ
夏に八重咲きの花をつける。結(jié)実しない。ノカンゾウは小型で花は一重

サルトリイバラを食べるルリタテハの幼蟲(chóng)
幼蟲(chóng)の食草はサルトリイバラやユリ、ホトトギスなど。トゲは觸れると軽く痛むことがある程度で無(wú)毒

最後にヒグラシの聲を聞きながらオニユリのオレンジ色の蕾と、ヤブカンゾウのオレンジ色の花をカメラに収め霧島を後にしました。今回は分譲地のほんの一部しか歩けませんでしたが、花の少ない時(shí)期でもさまざまな自然に觸れることができました。次回は違う街區(qū)の景色や自然を楽しみたいと思います。

関口 亮子

自然観察指導(dǎo)員／1級(jí)造園施工管理技士／グリーンアドバイザー

趣味や仕事に勵(lì)む、オーナーさまの活動(dòng)拠點(diǎn)に。
高千穂シェアサロン

霧島高千穂リゾートランドに隣接するアクティブリゾーツ霧島(舊：霧島ロイヤルホテル)の敷地內(nèi)に、2021年10月より「高千穂シェアサロン」がオープンしています。高千穂の景色を望む大きな窓をレイアウトした空間は、お散歩中の休憩に、ふらりと立ち寄っていただくこともできますし、施設(shè)內(nèi)はフリーWi-Fiを完備しているので、テレワークやワーケーションの場(chǎng)としても自由にご利用いただけます。
オーナーさま主催のさまざまなイベントも行われており、絵畫(huà)教室やビーズステッチなどは、地域の方も參加される人気イベント。奧の和室では(5室?予約制)、編み物教室やヨガ教室も行われています。森林住宅地の中でも歴史の長(zhǎng)い霧島高千穂リゾートランドでは、オーナーさま同士でつくられたサークルや同好會(huì)活動(dòng)も盛ん。訪れた日には、活動(dòng)歴20年を超える囲碁クラブの皆さんが、午後のひとときを楽しまれていました。
これからも、趣味や特技を楽しみたいオーナーさまの活動(dòng)拠點(diǎn)として、いきいきとした高千穂暮らしをサポートしていきます。