青空の下でめぐる、半島のビュースポット

四國(guó)の最西端、愛(ài)媛県佐田岬(さだみさき)半島。全長(zhǎng)約40kmに対し、最大幅約6.4kmという獨(dú)特の地形から「日本一細(xì)長(zhǎng)い半島」ともいわれています。ロイヤルシティ佐田岬リゾートが広がるのは、そんな半島のほぼ中央部。標(biāo)高約300mの高臺(tái)に、山頂の地形を生かして開(kāi)発されました。佐田岬半島はかつて交通の難所でしたが、國(guó)道197號(hào)線(通稱(chēng)メロディーライン)が開(kāi)通してからは、半島の先端までロングドライブが可能に。晴れた日の椿山展望臺(tái)からは、空と海に美しく映える白亜の燈臺(tái)、佐田岬燈臺(tái)(國(guó)登録有形文化財(cái))と、大分?國(guó)東半島までが一望できます。

山頂で、集落で。絶景?珍景に出會(huì)う

九州に向かって右手に瀬戸內(nèi)海、左に宇和海に囲まれた佐田岬半島。伽藍(lán)山山頂からは、ふたつの海がひとつになる岬の様子がよくわかります。急峻な山と海沿いのわずかな平地で形成されているため、高臺(tái)から足元を見(jiàn)下ろすと、すぐ近くに海が広がっているような錯(cuò)覚を覚えます。海辺の集落に行くと、美しく積み重なった石垣があちこちに。これらは、佐田岬半島を形成する主な地盤(pán)「緑色片巖」などを利用してつくられたものです。この『名取の石垣』でも家屋の基礎(chǔ)や風(fēng)除け、石室にと、石垣はさまざまな用途に利用され、この地を生かして生きようとした先人たちの知恵と工夫が伝わってきます。

半島の歴史に、思いを馳せる

半島の暮らしを見(jiàn)守ってきた史跡や古木にも出會(huì)えます。長(zhǎng)い時(shí)間雨風(fēng)に打たれた古い石造物をあちこちで見(jiàn)かけますが、かつて供養(yǎng)塔や墓に使われた五輪塔(ごりんとう)が立派に祀られているのが、1604年(慶長(zhǎng)9年)建立の『妙楽寺』です。境內(nèi)に並ぶ2基は、明確に紀(jì)年名と戒名を記した五輪塔として町內(nèi)最古。伊方町指定有形文化財(cái)になっています。一方、三崎港近くで生い茂る巨木は、推定樹(shù)齢600年といわれるクワ科の亜熱帯植物「アコウ」。高さ約18m、周?chē)旒s14mにもなる天然記念物で、根をからませて石垣にしがみつく様子から「タコの樹(shù)」とも呼ばれています。1921年(大正10年)の天然記念物指定は四國(guó)最古級(jí)です。

佐田岬半島は、中央を標(biāo)高300～400m級(jí)の山並みが背骨のように貫いています。その細(xì)く長(zhǎng)い稜線にあわせて、風(fēng)力発電用の巨大な風(fēng)車(chē)が60基近く並び、海からの風(fēng)を受けて回っています。『せと風(fēng)の丘パーク』の頂上デッキは、半島の付け根から岬まで道しるべのように立つ白い風(fēng)車(chē)はもちろん、360度にわたって美しい景色が楽しめる絶景スポット。パーク內(nèi)にも風(fēng)車(chē)があり、真下から見(jiàn)上げるその姿は圧巻です。

フォトジェニックなスポットは、森林住宅地周辺にも

『大久展望臺(tái)(瀬戸展望休憩所)』には広い駐車(chē)場(chǎng)があり、ドライブの休憩に適した場(chǎng)所です。ギリシャ神殿のような白い展望臺(tái)の2階デッキに上がると、眼下に広がる宇和海と、西にうねる半島突端まで一望できます。長(zhǎng)い岬にはいくつもの「鼻」が海に突き出しており、これぞリアス式海岸という風(fēng)景です。大久展望臺(tái)の真下は、夏には海水浴やマリンスポーツで人気の『大久海岸』。天然の砂浜が約1.5km続く美しい浜辺として知られ、引き潮時(shí)には波消しブロックまで歩いていくことができます。

(寫(xiě)真上)バードウォッチャーに人気の権現(xiàn)山展望臺(tái)。(寫(xiě)真下)展望臺(tái)からは瀬戸內(nèi)海沿いに三機(jī)灣が見(jiàn)える

佐田岬半島は、渡り鳥(niǎo)や昆蟲(chóng)類(lèi)の渡りの休憩場(chǎng)所として知られます。半島を縦走する國(guó)道197號(hào)線も、潮騒や鳥(niǎo)の歌聲が聴こえてくることから、「佐田岬メロディーライン」という愛(ài)稱(chēng)が付けられたとか。渡り鳥(niǎo)の観測(cè)ポイントである権現(xiàn)山山頂では、さまざまな種類(lèi)の渡り鳥(niǎo)を県內(nèi)一早く観察することができます。佐田岬リゾートのオーナーさまの中には、自宅の庭やベランダにエサ皿を添えつけ、まるで家族のように野鳥(niǎo)たちを迎える方もいらっしゃいます。