大和ハウスグループは、2018年1月に既存住宅の売買仲介、買取再販、リノベーション?リフォームなどの住宅ストック事業(yè)を強(qiáng)化するため、グループ統(tǒng)一のブランド「Livness（リブネス）」を立ち上げ。約60萬件(※1)のリフォーム(※2)やリノベーション、買取再販などを手掛け、住宅ストック市場の活性化に寄與してきました。また、「第7次中期経営計畫（2022年度～2026年度）」では、地域?お客さま視點で、循環(huán)型バリューチェーンを拡充させるため、老朽施設(shè)の再生?バリューアップなどに注力し、2023年度の非住宅分野のリブネス事業(yè)の売上高は933億円(※3)となりました。

 そしてこのたび、住宅ストック事業(yè)のみならず、事業(yè)施設(shè)?商業(yè)施設(shè)など非住宅分野の不動産ストック事業(yè)を拡大させるため、新ブランド「BIZ Livness」を立ち上げました。

 今後、當(dāng)社グループは、自社施工物件はもちろん、他社施工物件を含む既存建築物の再生?利活用を推進(jìn)することで、2026年度にリブネス事業(yè)全體で売上高4,000億円を目指します。

※1.  2024年3月31日現(xiàn)在。非住宅分野の物件を含む。

※2. 定期點検のメンテナンス工事を含む。

※3. リブネス事業(yè)全體の売上高は3,537億円。

■背景

　本年4月30日に総務(wù)省より公表された「令和5年住宅?土地統(tǒng)計調(diào)査」において、空き家は過去最多の約900萬戸、空き家率も過去最高の13.8%となるなど、「空き家問題」がより深刻化している中で、當(dāng)社はグループ統(tǒng)一のブランド「Livness」を立ち上げ、住宅ストック事業(yè)を強(qiáng)化しています。

　また、國土交通省の「平成30年法人土地?建物調(diào)査」によると、築30年を超える倉庫や工場は計約20萬件と全體の5割以上を占めており、老朽化した事業(yè)施設(shè)も増加しています。あわせて、日本ショッピングセンターの「SC白書」によると、開業(yè)20年を超える複合商業(yè)施設(shè)は全國で2,000件を超えるなど、住宅だけでなく非住宅分野の建物の修繕やリノベーションの需要が高まっています。

　そのような背景を踏まえ、當(dāng)社は、事業(yè)施設(shè)?商業(yè)施設(shè)など非住宅分野の不動産ストック事業(yè)を拡大するため、新しく「BIZ Livness」を立ち上げることとしました。

１．非住宅分野の不動産ストック事業(yè)を拡大

　當(dāng)社はこれまで、事業(yè)施設(shè)事業(yè)において製造施設(shè)、醫(yī)療?介護(hù)施設(shè)、オフィスなどを約22,000件、商業(yè)施設(shè)事業(yè)においては店舗?商業(yè)施設(shè)などを約48,000件建築しています。(※4)また、昨今の資材高騰や「2024年問題」への対応等により、既存施設(shè)の再生への関心も高まっています。

　このたび新ブランド「BIZ Livness」を?qū)毪工毪长趣恰ⅳ长欷蓼莵I事業(yè)で培ってきたノウハウや全國に展開する営業(yè)拠點網(wǎng)、當(dāng)社グループのネットワークなどを活かし、自社施工物件はもちろん、他社施工物件を含む既存施設(shè)の買取再販やリノベーション、テナント企業(yè)の誘致等をより積極的に行います。また、テナント企業(yè)のニーズに合わせたバリューアップ工事を行うなど、収益物件として資産価値を向上させることで、不動産投資家のニーズにも応えます。

　今後は、當(dāng)社グループの幅広い事業(yè)領(lǐng)域とグループ各社との連攜による総合力で、建て替えはもちろん、お客さまのニーズやその土地の地域特性に合わせた多様なソリューションを提案し、不動産の新たな付加価値を提供します。

※4.　2024年3月31日現(xiàn)在。

●「BIZ Livness」展開企業(yè)一覧

【「Livness」と「BIZ Livness」のイメージ】

２．既存施設(shè)のリノベーションで環(huán)境負(fù)荷低減に貢獻(xiàn)

　大和ハウスグループでは、カーボンニュートラルを2050年までに実現(xiàn)することを目標(biāo)に掲げ、新築の自社施設(shè)を原則ZEB(※5)としていることに加え、2030年までに販売物件も原則全棟ZEH(※6)?ZEBとするなど、バリューチェーン全體で環(huán)境負(fù)荷低減に取り組んでいます。また、「SDGs」やパリ協(xié)定の採択、國連責(zé)任投資原則（PRI）へ署名する投資家の増加などにより、社會からの環(huán)境に対する関心や要請も高まる中、テナント企業(yè)やお客さまの環(huán)境対応ニーズも増加しています。

そのような中、「BIZ Livness」を通じて、既存建物への太陽光発電システムの設(shè)置など、省エネ化をはじめとする環(huán)境負(fù)荷低減に貢獻(xiàn)することで、企業(yè)の環(huán)境対策をサポートします。

　今後は、多くのZEB（新築）の施工実績と「省エネ」「創(chuàng)エネ」の技術(shù)?ノウハウを活かし、環(huán)境に配慮したリノベーションをはじめとするカーボンニュートラルへの取り組みを推進(jìn)する予定です。

※5. ネット?ゼロ?エネルギー?ビルの略稱。建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物。

※6. ネット?ゼロ?エネルギー?ハウスの略稱。斷熱性?省エネ性能を高め、再生可能エネルギーなどにより、エネルギー収支ゼロを目指す住宅。

【太陽光発電システムを?qū)毪筏渴吕?マルチテナント型物流施設(shè)「DPL川崎夜光」】

■「BIZ Livness（ビズ リブネス）」の由來

　新ブランド「BIZ Livness」は、「ビジネス系施設(shè)の再生」という意味合いで、BIZ（ビジネス）と、Live（生きる）と、ness（狀態(tài)、続ける）の組み合わせによる造語です。大和ハウスグループのグループシンボルである「Endless Heart（エンドレスハート）」の“Endless”の語尾と合わせています。

■「BIZ Livness」WebサイトURL：http://m.3384887.com/business/bizlivness/