當(dāng)社グループでは、2050年のカーボンニュートラルの実現(xiàn)に向けた新たな重點(diǎn)領(lǐng)域の一つとして、溫室効果ガスの固定化や森林資源循環(huán)などに貢獻(xiàn)できる「木造?木質(zhì)建築事業(yè)」を掲げ、2023年10月より非住宅の木造化?木質(zhì)化を推進(jìn)するプロジェクト「Future with Wood（フューチャー?ウィズ?ウッド）」を発足し、官民連攜の木材利用や木質(zhì)化の技術(shù)開発などの取り組みを加速させています。
　このたび當(dāng)社は、「Future with Wood」の一環(huán)として、事務(wù)所など9階建てまでの中高層建築物に採用できる、木材を被覆材に使用した鉄骨部材「Dkitto-Column」を開発しました。「Dkitto-Column」は、耐火被覆に使用する木材の樹種に制限がなく、1.5時(shí)間耐火を?qū)g現(xiàn)できるとともに、CO2排出量削減に貢獻(xiàn)できます。
　今後も當(dāng)社は、環(huán)境等に配慮した木材の利用により、社會や地域における脫炭素化、森林資源の循環(huán)利用に貢獻(xiàn)し、カーボンニュートラルはもとより、自然環(huán)境と調(diào)和した社會の実現(xiàn)を目指します。

１．樹種に縛られることなく１．５時(shí)間耐火を?qū)g現(xiàn) 
　「Dkitto-Column」は、木材や網(wǎng)入強(qiáng)化せっこうボードを被覆材として使用し、1.5時(shí)間耐火を?qū)g現(xiàn)した耐火柱です。燃え代層（斷熱性能の高い炭化層）として45 mmの木材と、燃え止まり層（耐火材層）として15mmの網(wǎng)入強(qiáng)化せっこうボードを2枚張りにし、耐火性能を強(qiáng)化しています。1.5時(shí)間耐火を?qū)g現(xiàn)することで、最高　9階建てまでの建築物で採用することができます。當(dāng)社が建築した事務(wù)所(※1)の9割以上が9階建て以下となっているため、木のぬくもりを感じられる空間を演出したいお客さまへのご提案を可能とします。
　また、樹種に縛られることなく、木材を選択することもできます。そのため、地域産材利用など、お客さまのニーズに合わせた対応が可能となります。

※1. 2023年度の建築実績

２．ＣＯ２排出量削減に貢獻(xiàn)
　「Dkitto-Column」は、軽量で高強(qiáng)度の鋼材と炭素固定効果がある木材を採用しているため、従來の柱材(※2)と比較(※3)して、1本あたりの部材製造時(shí)に生じる二酸化炭素排出量を117kg削減(※4)できます。これは、杉の木（50年生）8本分の年間の吸収量に相當(dāng)します。
　今後、自社施設(shè)での導(dǎo)入を始めとして、お客さまの事務(wù)所建築に提案することで、CO2排出量削減に貢獻(xiàn)していきます。

※2. 構(gòu)造軀體「鉄骨造柱」と耐火被覆材「吹付けロックウール」、下地材「軽量鉄骨ならびに石膏ボード」、仕上げ材「ビニルクロス」で構(gòu)成する柱材のこと

※3. 9階建ての1階に使用する柱に要求される1.5時(shí)間耐火性能を満たすための従來の柱材と、「Dkitto-Column」による比較。従來の柱は柱高さ3ｍ、柱外角寸法815mmで、「Dkitto-Column」は柱高さ3m、柱外角寸法710mmのもの

※4. 設(shè)計(jì)仕様により削減幅は異なる

３．東京都「環(huán)境性能向上支援事業(yè)」を活用
　「Dkitto-Column」を搭載した環(huán)境配慮型事務(wù)所は、東京都「環(huán)境性能向上支援事業(yè)」を活用して開発した商品です。
　東京都では脫炭素社會に向けて、都民一人ひとりができることから「H（電力を減らす）T（つくる）T（ためる）」アクションを始める取り組みを推進(jìn)しています。その中で、東京都は2025年4月、中小規(guī)模新築建物（延床面積2,000㎡未満）の斷熱?省エネ性の確保や再生可能エネルギーの利用、ZEV（ゼロエミッション車）の普及促進(jìn)を図るため、大手ハウスメーカーなどにソーラーカーポート含む太陽光発電設(shè)備やV2H(※5)充放電設(shè)備の設(shè)置を義務(wù)付ける「建築物環(huán)境報(bào)告書制度」を開始します。そして、當(dāng)該制度を推進(jìn)するため、高い環(huán)境性能を有する中小規(guī)模特定建築物の開発や改良などに関して、その経費(fèi)の一部を助成することで事業(yè)者を積極的に後押しする「環(huán)境性能向上支援事業(yè)」を?qū)g施しています。當(dāng)社は、この「環(huán)境性能向上支援事業(yè)」を活用して、木質(zhì)化技術(shù)の耐火性能検証を推進(jìn)し、1.5時(shí)間耐火構(gòu)造の「Dkitto-Column」を搭載した9階建てまでの環(huán)境配慮型事務(wù)所を開発することができました。
　今後、當(dāng)社は「Dkitto-Column」を採用した環(huán)境配慮型事務(wù)所商品の販売を通じて、東京都の「HTT」アクションへ貢獻(xiàn)するとともに、脫炭素社會の実現(xiàn)を目指します。

※5.電気自動車（EV）やプラグインハイブリッド車（PHEV）のバッテリーに蓄えられた電力を家庭用電源として活用するシステム