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- 事例紹介 09 [売卻]
家族の時間が詰まった愛著あるわが家を売卻。
都心に近いエリアで安心?快適な暮らしを



- 売卻
- 戸建て
- 住み替え
- 大和ハウス工業の分譲マンション

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- 売主:ご夫妻
- 建物所在地:北海道札幌市
- 建物概要:大和ハウス工業施工(軽量鉄骨造)/築32年
住み替えに至った経緯は?
今から30年以上前、住宅展示場で案內してくださった営業の方の印象がよく、大和ハウス工業で家族4人が暮らすための住まいを築きました。リビングの様子を見ながら作業ができるオープンキッチンや、階段下の収納スペース、小さな書斎など、私たちのこだわりが詰まったお気に入りの住まいでした。
子どもたちが獨立して夫婦二人暮らしになり、少しずつ「家の管理に手が行き屆かなくなるのでは」と不安が募るように。冬を迎えると風除室の扉が開かなくなるほど雪が積もって雪かきに苦労しますし、二人で広い戸建に住み続けるのも大変です。特に積雪量が多かった年に、「雪かきの不要なマンションへ住み替えよう」と具體的に考え始めました。
戸建の新築時の営業擔當者に相談すると、ちょうど著工したばかりの大和ハウス工業の分譲マンションを紹介いただき、モデルルームへ見學に行きました。當初はそこまで真剣に購入を考えていたわけではありませんでしたが、きれいなモデルルームや利便性の高い周辺環境に心を引かれました。人気の高そうな物件だったので「早く決めないといい部屋が売れてしまう!」と感じ、購入を決意したのです。

舊居の売卻を決めた理由は?
マンション完成後もすぐに拠點を移したわけではなく、1週間おきに行き來し、週末だけ戸建で過ごしたりと、2年ほど戸建とマンションとで二重生活を送っていました。愛著のある戸建をすぐに手放すのが辛かったのです。一時は賃貸に出すことも考えましたが、家主としてずっと管理し続けるのも手間がかかります。二人で悩んだ挙げ句、いよいよ売卻することを決斷しました。
思っていたより高い査定額が付いたものの、築年數が経っていたこともあり「本當に売れるの?」と二人で心配していたことを覚えています。夏に売卻活動を開始し、私たちは翌年までかかると思っていたのですが、「もう売れちゃうの?」というくらいのスピード感で買主の方との契約まで進んでいきました。
買主の方は、子どもが生まれたばかりの夫婦でした。私たちが大切にしてきた住まいが、若々しいエネルギーにあふれたご家族のもとへ渡ると思うと、とてもうれしかったです。新しい家族を迎え入れることができて家も喜んでいるんじゃないかと思い、「売ってよかった」と心から感じました。
新居の購入を決めた理由?実際の住み心地は?
駅や商業施設、スポーツジムが近隣にある、利便性の高いエリアなのが一番の決め手です。舊居に住んでいた頃は、駅前のジムまで車で30分ほどかけて通っていたことを考えると、とても便利になりました。もちろん雪かきは不要ですし、戸建と比較して斷熱性が高いため冬でも快適に過ごせます。真冬の暖房費は半分以下になりました。設備も使いやすく、ディスポーザーと食洗機付きのキッチンは、もう手放せません。
戸建での生活になじんでいたため、どうしても広さを求めてしまいますが、二人で暮らしていくには十分です。子どもたちが孫を連れて帰省してきた時は、同じ建物內にあるゲストルームを使ってもらっています。居心地がいいようで、喜んでいました。
年を重ねると、都心から離れた場所に住むデメリットが大きくなっていきます。子どもたちに心配をかけないため、もし一人になったとしても安心して暮らしていくために、マンションに住み替えて良かったと感じています。

舊居売卻時に「安心」を実感したポイントは?
築年數が経過していたため、「売卻後にトラブルになったらどうしよう」「買主の方に伝えるべきことがきちんと伝わっていなかったらどうしよう」と漠然とした不安がありました。熱交換型換気システムや屋根の融雪設備など特殊な設備もあったので、引き渡し後に正常に作動するかどうかも心配でした。売卻時の営業擔當者が現狀の狀況を買主の方に丁寧に説明してくださったことで、私たちの不安の種を取り去ってくださいました。トラブルもなくスムーズに売卻を進めることができてよかったです。
舊居の定期點検の擔當者、売卻時の営業擔當者、新居購入時の営業擔當者、みなさんが些細な相談にも快く対応してくださり、すぐに擔當者同士で連攜を図っていただきました。その丁寧な対応も、安心につながるポイントでした。
これから住み替えを考えている方へのアドバイス
戸建からの引っ越しは思いのほか荷物が多く、処分するのがとても大変でした。あと10年先だったら、體力的にも難しかったのではないかと思います。子どもに負擔をかけたくなかったので、自分たちで片付けができる年齢で住み替えられたことが、とてもよかったです。
住み替えを振り返って印象深かったことは?
舊居を手放したくない気持ちが強く、家族みんなが愛著を持って住んでいたんだと改めて感じました。売卻を決めた時、子どもたちも「売っちゃうの?」とさみしがっていたほどです。舊居から荷物を運び出した後、子どもと一緒に「ありがとう」「次の家族を幸せにしてあげてね」と家にお禮を告げました。新しい方に舊居を住み継いでもらえる喜びと、マンションでの新生活が本格的に始まることへの期待感で、心がいっぱいです。

擔當者からのコメント
Hさまのご自宅に初めて伺った時、戸建での生活が名殘惜しく二重生活をしていることや、マンションと行き來をしながら維持管理を続ける大変さなど、近況を詳しく聞かせていただきました。査定額をご報告した後、じっくりご検討された上で売卻することをお知らせいただき、お気持ちの整理がついたのだと感じました。
當建物は周囲に戸建が立ち並ぶファミリー向けのエリアにあります。市の中心部から少し離れていますが、若い世帯には人気のエリアです。當初の提示価格から大幅に値下げすることなく売卻でき、Hさま?買主さま共にご満足いただけているようです。
住まいの売卻や購入は、人生における大きな決斷の一つです。物件によっては長期化することもあるため、しっかりとお客さまと関係性を構築するのが大切。こちらから一方的に提案するのではなくて、思いや意向を丁寧にくみ取り、互いに協力しながら進めていきたいと考えています。今後も、売主さま?買主さまに選ばれる仕組みづくりに盡力してまいります。
大和ハウスリアルエステート株式會社
札幌営業所 不動産流通営業課
中下 慎吾