企業(yè)が保有する不動産資産を、経営者、事業(yè)責任者は、CRE戦略の観點からどのようにとらえているのでしょうか。不動産資産を有すると答えた全國のビジネスパーソン（経営者ならびに部門?部署責任者）300名にアンケート調(diào)査を行いました。
これから、5回にわたってアンケート結(jié)果について紹介していきます。今回は、現(xiàn)狀の活用狀況、取り組み意識などについて紹介します。

調(diào)査方法：インターネットによるアンケート調(diào)査（調(diào)査協(xié)力：クロスマーケティング）

【評価額の認識】

Q：あなたの會社の不動産資産の評価額を知っていますか。（SA）

會社保有の不動産資産の評価額についての質(zhì)問です。経営の中樞にいても、半數(shù)以上の人は「自分は知らない」と回答しています。擔當部門、経営陣、自分自身を含めても、明確にわかっている企業(yè)も約半數(shù)となっています。
會社の保有不動産の評価額についての認識は、全體的に高いとはいえないようです。

不動産評価額に対する認識

【現(xiàn)狀の活用法】

Q：土地?不動産をどのように使っていますか。（MA）

不動産資産を保有していると答えた企業(yè)幹部に対して、「現(xiàn)在、土地?不動産をどのように使っているか」という質(zhì)問をしました。その回答が以下の內(nèi)容です。
やはり、「工場、倉庫、事務(wù)所など、自社の業(yè)務(wù)に合わせて活用している」と答えた人が約76％と大半を占めましたが、本業(yè)とは別の使い道をしていたり、他社に貸したり、証券化などの運用手段としたりするケースも合計で25％程度（複數(shù)回答含む）存在します。
「どうなっているのか分からない」「遊休土地になっている」も合計15％（複數(shù)回答含む）存在し、もったいない狀況にある企業(yè)も少なくありません。「証券化などの資産運用」は1.7％とまだまだ少數(shù)派です。

土地?不動産の活用狀況

【CRE戦略への取り組み意識】

Q：企業(yè)不動産（CRE）の活用戦略についてどのように取り組んでいますか。

「CRE活用戦略」の取り組み意識、現(xiàn)狀の度合いに関する質(zhì)問です。半數(shù)以上の人が、「CRE活用戦略」の必要性を感じており、想像以上に、「CRE活用戦略」への意識は浸透しているといえるでしょう。
必要性を感じながらも、「主要戦略として取り組んでいる企業(yè)」は12％と、必ずしも主要な戦略とは位置づけられていない狀況が見てとれます。

企業(yè)不動産(CRE)活用戦略への取り組み度合い

【現(xiàn)在の活用法への満足度】

Q：保有不動産の現(xiàn)在の活用法についてどのように考えていますか。

「現(xiàn)狀の活用法に満足する」と答えた人は28％。保有不動産の活用方法の現(xiàn)狀に満足していなくて、何か違う方法を探している人がかなり多いようです。
「満足はしているが、もっと有効な活用方法に取り組んでいる」と「もっと有効な活用方法があるはずなので、すでに相談し検討している」を合わせた20％強がすでに新しい取り組みを始めており、保有不動産のより有効な活用方法に対する関心の高さがうかがえます。反面、「活用狀況が分からない」人も3割近く存在し、企業(yè)によってかなりの差が生まれているようです。

保有不動産の活用方法に対する考え

【管理體制】

Q：自社の企業(yè)不動産についてどのような管理體制をとっていますか。當てはまる、または近いものを一つお選びください。

近年、CRE戦略の意識が浸透してきているといっても、CRE戦略の「社內(nèi)専門部署」が設(shè)置されている企業(yè)は、まだ約16％です。総務(wù)部門などが兼任するという企業(yè)が約20％、「わからない」が約18％も占めています。CRE戦略は、多くの企業(yè)で、ほかの事業(yè)と同様の認識がされていないことがうかがえます。

企業(yè)不動産の管理體制

【意思決定者】

Q：企業(yè)不動産（CRE）戦略を?qū)g施する際に、最終的な意思決定をするのはどなたですか。

CRE戦略の意思決定者に関する質(zhì)問です。企業(yè)のトップ、あるいはそれに準じる役員が全體の8割近くを占め、CREの専任部門と答えた人はわずかに5.3％です。「管理體制」に関する項目で16％あった社內(nèi)専門部署であっても、意思決定の権限はほとんど與えられていないようです。

企業(yè)不動産（CRE）の最終的な意思決定者