親しい人たちと集い
愛車とともに過ごしたい

愛車の橫顔をリビングの景色の一部に

明るい木目と白を基調に、ご夫妻が好きなブルーグレーをアクセントカラーに取り入れてデザインされたYさま邸。リビングダイニングに入るとまず目を引くのが、地窓から見える車の姿です。車體の大きさと窓のサイズ、人の視線の高さなどを綿密に計算して、見え方をシミュレーション。LDKのどこにいても車の存在を感じられる空間になりました。

リビングはダイニングよりも床を下げたロースタイル。個性的な形のソファを置くことを前提に計畫し、ぴったりと収めています。「ソファだけでなく段差にも腰掛けられるので、友人がたくさん遊びに來た時も自由にくつろいでもらえます」と夫の晉（すすむ）さん。巾木（はばき）の色を壁紙と合わせたり、カーテンレールを垂れ壁の內側に隠したり、天井のダウンライトの數を極力減らしたりと、すっきりとした空間をつくるための細やかな工夫が光ります。

ダイニングには黒とブロンズカラーのペンダントライトや、アイアンの腳のチェアを選んでコーディネート。心地良い自然の光の中で食事を取ることができます。

ご夫妻の遊び心が感じられるユニークな形のソファ

ブラインド越しの光がアクセント壁に美しいストライプを描きます

二人で過ごしても皆で過ごしても快適に

おいしいものを食べるのがお好きなご夫妻は、キッチンの形にもこだわりました。ペニンシュラ型キッチンの向かいに並んだ2腳のスツールに座り、最大4連のマルチワイドIHクッキングヒーターで調理しながら食事をするスタイルも可能です。ご夫妻でお鍋をつつきながらお酒を楽しむこともあれば、ここでゲストをもてなすこともあるのだとか。妻の敬子さんは「キッチンに立つとテンションが上がり、以前よりも料理をするのが楽しくなりました」と喜んでいらっしゃいます。

ロースタイルリビングは、1段目のステップを三角形とすることですっきりと

キッチンの袖壁にもタイルを張り、おしゃれな雰囲気を演出

2階浴室の隣に設けたサニタリーは、洗濯から部屋干し、アイロン掛けまで、洗濯家事を一通りこなせるように広々とレイアウト。カーテンレールを隠したり、橫長の鏡と窓の高さを合わせて一直線に見せたりと、居室同様に細やかな工夫がされています。サニタリーから出入りできるバルコニーは、天気を心配せずに洗濯物を干せるように深い軒を設けつつ、室內への採光にも配慮されています。

洗濯家事を一通りこなせるよう、サニタリーは広々と。トイレは収納を奧に設けて、ものを見せない工夫がされています

ひだまりのリビングで語り合うYさまご夫妻。背後の階段踴り場部分に、晉さんのビール瓶ディスプレー棚があります（LiveStyle Interior　遊び心のあるインテリア 參照）

フォトギャラリー

リビング側からキッチン側を見たところ。モノトーンと明るい木目でコーディネートした空間に、ブルーと黒のアクセントカラーを効かせています。階段下には書斎スペースを、踴り場にはビール瓶のコレクションをディスプレーする棚を設けました。

ダイニングテーブルとキッチンカウンターは幅や色味を揃えて統一感を演出。キッチンのスツールとダイニングチェアは同じ家具ブランドから選びました。ブロンズ色のペンダントライトがおしゃれなアクセントになっています。

お手持ちのダブルベッドのサイズに合わせて小上がりの形狀を計畫した主寢室。シアタールームとして落ち著ける空間になるよう、小上がり部分の天井を一部下げています。天井までの高さのドア（寫真內左側）を開けるとサニタリーにつながっています。

玄関ホールは上がり框（かまち）の幅を十分に取って、大勢の來客時も出入りしやすく工夫。壁紙にはモルタルやコンクリート打ちっぱなしのデザインクロスを採用し、無機質な空間を演出しています。さらに奧には手洗いコーナーも設置しました。

外観はホワイトとグレーを組み合わせ、軽やかな外構デザインとともにご家族の個性を表現しました。アプローチの階段は蹴込を內に入れて踏み面が浮いたように見せ、軽やかなイメージをつくりました。ビルトインガレージから室內へは、深い軒の下を通るので雨に濡れずに移動できます。

商品名	xevoΣ
敷地面積	144.45m2（43.69坪）
床面積	1階 66.61m2(20.14坪) 2階 58.95m2(17.83坪) 合計 125.56m2(37.98坪)
ご入居時期	2019年10月
家族構成	ご夫妻（40代）

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