2015/06/17
報(bào)道関係各位
大和ハウス工業(yè)株式會社
代表取締役社長 大野 直竹
大阪市北區(qū)梅田3-3-5
■津波災(zāi)害時(shí)の安全?安心を提案緊急避難スペース付賃貸住宅商品「セジュール オッツW-ev」発売 |
大和ハウス工業(yè)株式會社(本社:大阪市、社長:大野直竹)は、2015年9月1日(防災(zāi)の日)より、津波の災(zāi)害に備え、階段室屋上に緊急避難スペースを設(shè)置した3階建賃貸住宅商品「セジュール オッツW-ev(ダブリュー‐イーヴイ)」を発売し、賃貸住宅商品のラインアップを拡充します。
東日本大震災(zāi)において、太平洋の沿岸部や臨海部の市街地では、従來の想定をはるかに超える規(guī)模の津波により建物が壊滅的な被害を受けました。そして今も沿岸部や臨海部にお住まいの方々は、地震や津波などの被害に対し高い危機(jī)意識をお持ちです。特に今後発生が予測されている南海トラフ巨大地震では、地震発生から津波発生、そして津波到達(dá)までの時(shí)間が短いと予測されており、海岸や河川敷近くの平野部にお住まいの方が一時(shí)的に避難するスペースを確保することが喫緊の課題となっています。
そこで當(dāng)社では、各地方自治體が公表している「津波ハザードマップ」で標(biāo)された津波の想定最大浸水深(※1)が5m以下の沿岸部や臨海部(※2)の土地オーナー様をターゲットとして、屋上に緊急避難スペースを備えた「セジュール オッツW-ev」を販売することとなりました。
本商品は、階段室を高さ約10mの鉄骨ラーメン構(gòu)造(※3)のタワー(※4)とし、屋上部分に避難場所を確保しました。また、屋上部分には避難したご入居者をヘリコプター等から視認(rèn)しやすくするために、緊急避難を知らせるSOS幕や発炎筒等を完備する予定です。
さらに、賃貸住宅の間取りは、津波到達(dá)時(shí)の押し波や津波到達(dá)後の引き波など、水の流れを堰き止めにくい間取りを提案。加えて、外構(gòu)には引き波とともに押し寄せる漂流物によって、建物および避難場所である階段室がうけるダメージを減らすための漂流物ブロックウォールを提案します。
※1. 洪水?津波などで浸水した際の水面から地面までの深さのこと。 ※2. 水深係數(shù)1.5である建設(shè)地。水深係數(shù)1.5とは、海岸から當(dāng)該物件までの間に、堤防や前面の建物等による軽減効果が見込まれる場所で、かつ、海岸から500m以上離れている場合において構(gòu)造計(jì)算で用いる係數(shù)。 ※3.ラーメンとはドイツ語で「枠」の意味。RC造?鉄骨造等で柱と梁で建物を支え、剛接合で一體化させた構(gòu)造。 ※4. 國土交通省「津波避難ビル等の構(gòu)造上の要件の解説」の基準(zhǔn)に従い設(shè)定した荷重を元に構(gòu)造計(jì)算を行っています。なお、屋外階段(W-evタワー)の構(gòu)造は浸水深により異なります。一部地域では「W-evタワー」を建設(shè)できない地域があります。 |
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●商品特長 1.階段室を鉄骨ラーメン構(gòu)造のタワーとし、タワー屋上に緊急避難スペースを確保 「セジュール オッツW-ev」は、各地方自治體が公表している津波ハザードマップのデータをもとに、浸水深5m以下のエリアを?qū)澫螭素湁婴筏蓼埂?/span> 階段室を鉄骨ラーメン構(gòu)造の「W-evタワー」とし、賃貸住宅部分が津波で倒壊?流出した場合でも「W-evタワー」が殘るよう強(qiáng)度を持たせました。 また、屋上部分の避難スペースの広さを確保するために、屋上へ避難する階段を螺旋階段としました。 |
2.水流や漂流物から建物が受ける衝撃を軽減する工夫 (1)水流を考えた住まいの間取り 津波が建物內(nèi)部に流れ込んできた際、水流を堰き止めにくく、建物內(nèi)を通り抜け、建物本體への水圧を軽減させる間取りを提案します。 また、居室內(nèi)の間仕切りは、水圧を受け流すことができるよう「クラッシャブル間仕切壁」を採用しました。居室內(nèi)に入り込んだ水の圧力によって壁が解體される仕組みとなっています。
(2)漂流物ブロックウォール 押し寄せる漂流物から建物が受ける衝撃を軽減するため、敷地內(nèi)に「くの字」型の「漂流物ブロックウォール」の設(shè)置を提案します。 津波による水圧は壁の穴から逃がすことで、大きな荷重がかかりにくい工夫をして います。また、津波で押寄せる漂流物(自動(dòng)車等)が建物本體に衝突しにくくしました。普段は子どもたちの遊び場や駐輪場として利用します。 |
3.屋上に備蓄ボックスを設(shè)置 屋上部分の避難スペースには、避難後の救助を求める行動(dòng)を支援するための防災(zāi)グッズを完備した備蓄ボックスを設(shè)置する予定です。 備蓄ボックスには、一時(shí)的に避難したご入居者を空から視認(rèn)しやすいように緊急避難を知らせるSOS幕や発炎筒、ペンライト、ホイッスル、蛍光スプレー等を完備する予定です。 また、避難後に最新の情報(bào)を取得するためにラジオ付の手動(dòng)充電ライトをはじめ、寒風(fēng)から身を守るためのポンチョや救援用のロープ等も備える予定です。 |
●商品概要
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【セジュール オッツW-ev 外観イメージ】 |
【「W-evタワー」避難イメージ】 |
以上