創(chuàng)業(yè)の地である亀山に理想的な新拠點が完成しました。

カメヤマ株式會社 取締役　経営戦略本部 本部長　管理本部 本部長 野田 明 様

創(chuàng)業(yè)の10年後に取り組んだ海外への販路拡大、1990年代からはアロマキャンドルを中心とした雑貨の展開など、幾つかの転機(jī)を経験してきた弊社には、絶えず抱いてきた『品質(zhì)へのこだわり』が事業(yè)の根幹にあります。それは、高品質(zhì)なローソクの証となる“三ず”の実現(xiàn)。
三ずとは『流れず、曲がらず、くすぶらず』のことで、“流れず”は點燈中の蝋の垂れを抑える、“曲がらず”は熱が加わったことによる曲がりを無くす、“くすぶらず”は燃焼を安定させて煙やススを出さないことを意味します。原材料の配合を突き詰め、芯糸や製品自體のフォルム設(shè)計にも工夫を凝らし、すべての製品において、いまも理想とする三ずを追求しています。

亀山工場の建物は、いずれも昭和の時代に建てられたものばかりで、中には床が土間のものもありました。職場環(huán)境の改善は大きな課題となっていましたし、耐震面の不安もあったので、當(dāng)初は補(bǔ)強(qiáng)?改裝を検討していたのですが、調(diào)べてみると改修工事では基準(zhǔn)対応は難しいことが分かりました。そこで、新工場への建て替えへと計畫をシフトし、私たちが思い描いたのが、「創(chuàng)業(yè)100周年に向けて、何か地域にとってのモニュメントやランドマークになるものが創(chuàng)造できないか」ということ。弊社の創(chuàng)業(yè)の地として、いままで支えてくださった地域への貢獻(xiàn)といった意味も込め、工場と事務(wù)所棟だけではなくエンターテインメント要素を加えた「カメヤマローソクタウン」という構(gòu)想が生まれたのです。

建築にあたっては、數(shù)社によるコンペから大和ハウス工業(yè)さんを選定させていただきました。決め手となったのは、やはり信頼性によるところが大きかったですね。製造拠點が多い三重県內(nèi)で、さまざまな企業(yè)の拠點展開を數(shù)多くサポートされていることは知っていましたし、何より足繁く訪問いただく中で、私たちの気持ちに寄り添い、描くイメージを受け取って、具體的なカタチで提案していただけたことには感動しました。計畫中はコロナ禍ということもあり、資材確保などにもご苦労をおかけしたと思いますが、建物の仕上がりにはとても満足しています。

また、今回のリニューアルですが、老朽化の解消だけでなく、経営効率を高める拠點整理の機(jī)會としても捉えていました。従來、神仏事業(yè)部の製品を三重県亀山市の亀山工場および物流センターで、キャンドルハウス事業(yè)部の製品を津市の大洋工場と物流センターで取り扱ってきましたが、今後は製造拠點を亀山工場に集約し、大洋工場は次期工事で物流センターに特化することになります。また、亀山工場の舊施設(shè)は解體し、社員用駐車場にすることを計畫しています。
これからも、ローソクを燈して社會がもっと豊かになるような事業(yè)活動に前向きに取り組み、弊社の商品で “人の心を穏やかにさせる”といった理想を?qū)g現(xiàn)できれば良いなと思っています。